北陸新幹線 開業から1ヶ月
 平成27年3月14日、北陸新幹線が長野と金沢間で開業し1が月が経過した。客足は順調に伸び、5月の大型連休には既に満席の便も出ている。しかし、ネット上では「北陸新幹線ガラガラ」といった記事もあり、富山-金沢間を走る「つるぎ」の乗車率は低くなっている。また、並行在来線は第三セクターへ移行したこと等による新たな問題点も浮かび上がっているようだ。
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2015年 4月15日(水) 曇り/ 雨
 昨日の夕方のニュースで北陸新幹線のビューポイントとして、魚津市上野が紹介されていたので、久しぶりに魚津へ出かけた。着いた10時頃には既に、数人が高架橋に向けカメラを構えていた。
 小雨の降る中、準備して下りの「はくたか553号」を待っていると、10:14 時刻表には無い上りの列車が近づく音がして、足元から白に赤い帯の入った車体の「East-i」が飛び出して来た。 

 時刻表から推測し11:03ごろ、この近辺で上りと下りがすれ違う可能性が有るの為、10:30頃からカメラを持った人が徐々に集まりだす。 しかし、13秒の差で、上りと下りの列車の並んだ姿を見ることが出来なかった。
 
 4月24日(金)10:14
  久しぶりに見た「East-i」
 11:02:44
 下りの「はくたか555号」
 11:02:57
 上りの「はくたか560号」
   
 上りと下りが並んだのはトンネルの中!下りが足元のトンネルに吸い込まれ、その5秒後に上りがトンネルから顔を出した。上りが13秒早ければ、目の前で並んだはず?
2015年 5月17日(日) 晴れ
 上りと下りの列車のすれ違う姿を撮るため、魚津市天神新の新幹線の撮影ポイントに、暇を見つけては出向く。
 北陸新幹線「かがやき」は富山と長野間をノンストップで走り、この天神新と石垣新を繋ぐ高架橋1,400mを約20秒で走り抜ける。 (時速260km 1秒間に72m進む)

 10:39 石垣新のトンネルの奥に上りの「かがやき508号」のヘッドライトが
     見え始め、トンネルから出て青色の車体が見えた瞬間、足元のトンネ
     ルから下りの「かがやき505号」の近づく音が聞こえてきた。
 5月15日(金)
  2つ並んだ新幹線の屋根
  上りが7秒ほど早かった
 為、足元のトンネル内です
 れ違う。
5月17日(日) 
 天神新のトンネル出口から2本目の架線(距離約100m)の下で、2つの顔が並んだ。
   (左)下り W4編成  (右)上り W5編成
  
 
 5月に入り今日で5回目。ようやく北陸新幹線が目の前ですれ違い、並んだ2つの顔を正面で撮影することが出来た。
2015年 5月28日(木) 晴れ/曇り
 今朝、East-i 目撃情報の掲示板で、金沢(白山総車場)に昨晩入った事を知り、正面から撮るため上野の反対側、魚津市湯上(観音ゴルフクラブ側)へ行く。カメラを背負い急斜面を20mほどよじ登ると、高架橋が見渡せる所に出る。斜面にはえた小さな木の根元に陣取り、East-iが松倉高架橋を通過する時間を待つ。
 
 斜面の右側から斜面を斜めによじ登ると、高架橋が見渡せる場所に出る。(左) 10:14 East-iはライトが見えて、15秒ほどで松倉高架橋を通り過ぎて行く。(中) 11:03 松倉高架橋付近での上りと下りのすれ違いも狙うが、上りが20秒ほど早く通過する。(右) 
2015年 6月25日(木)晴れ
 昨晩East-iがやって来たので、魚津市と黒部市の境を流れる「布施川」を越え、黒部市中陣のトンネル上で撮影する。県道125号線からトンネル脇に付けられた階段を100段ほど登ると、高い金網のフェンスで仕切られたトンネルの上に立つことが出来る。撮影は金網の隙間にレンズを合わせ、East-iを狙う。(左)  
2015年 6月26日(金)曇り/雨
 小雨の降る中、10:39「かがやき」同士のすれ違いを、魚津市石垣新側から撮影出来た。(中)しかし、撮影ポイントが天神新に比べ低いため、沢山の架線が架かる。
6月29日(月)雨/晴れ
 石垣新からの帰り、松倉へのスパー農道の高台から、青く光る富山湾を撮影。対岸には新湊大橋も見ることが出来た。(右)
 
2015年 6月29日(月)曇り/晴れ
 夕方、呉羽山トンネルの西側で、夕日受け輝く新幹線の撮影を試みる。
 新幹線開業前に入ることが出来た場所は、ロープが張られ進入禁止。上りをフェンスの手前から望遠で柱の間を狙うことになる。
 
18:06 かがやき512号
夕日が黄色く色付き始める
18:25 はくたか576号 
更にオレンジ色に染まっていく
19:05 かがやき514号
夕日が二上山に掛ると、更に紅く染まった 

 今日(6月29日)の日の入り時間(19:14)の1時間ほど前から徐々に色付き始める。18:50ごろから、夕日は二上山の上に掛る帯状の雲に隠れ、今日一番狙っていた18:56の「つるぎ 720号」は、ただの薄暗い写真になってしまう。

 その5・6分後、夕日が二上山と雲の隙間から顔を出し紅く染まった。
       
※右の写真は、北日本新聞読者写真コンクール(7月)で二席に入選する。
 10:27 前後に「はくたか553」と「かがやき508号」が、呉羽山トンネルの西側で揃う。試運転時は土手の奥まで入れたが、現在進入禁止。フェンスの手前から上り下り両方入れるには、架線の柱を中に入れる構図になる。
   
2015年 7月06日(月)曇り
 下りの「はくたか」がトンネルから現われ、遅れて上りの「かがやき」のヘッドライトが見え、300mほど先で2つの顔が並ぶ。(左)


2015年 7月08日(水)小雨 
 上りの「かがやき」のライトが見え、少し遅れて下りの「はくたか」がトンネルから現われる。並んだ位置が近いため、顔が壁に隠れる。(右)
 
2015年 7月26日(日) 快晴
 九州に台風が近づいているが、太平洋高気圧が張出し北陸は雲一つない快晴。富山の最高気温は37℃と真夏日となり、夕方になっても西の空に雲が掛かることは無かった。

 考える事は皆同じ!18時を過ぎると呉羽山トンネルの西側に、カメラを提げた人が集まり始めるた。今日の 日の入り時刻は、19:03と6月末に比べ10分ほど早くなり、沈む方角も5度ほど南に傾いている。
 
・18:26 はくたか576号(上り)が通過し、左上からの夕日に列車の屋根と側面が照らされ白く輝いた。(右)
・18:57 夕日が線路の真上に降りた時、つるぎ720号(上り)が夕日の強い光をかすめる様にむかってきた。(左)
・19:07 夕日が二上山と三方峰の間に沈ん後、かがやき514号(上り)が通過、車体は残照を浴び薄紅色に輝いていた。(中)
2015年 12月02日(水)晴れ
 East-iの通常検束2日目・長野に向けての上りと、はくたか563号・下りとのすれ違いを、天神新のトンネルの上から狙うが、下りのはくたかが1分ほど早く通過していく。

 久しぶりの晴天、ドライブがてら糸魚川まで足を運び、ネットで見た北陸自動車道と新幹線が交差する撮影場所を探す。青海川を渡ると北陸新幹線と北陸自動車道が交差している場所を見つけ左折、脇道に入りトンネルの場所を確認する。

10:16 East-i 天神新
 糸魚川市青海  鉄建青海基地近く
13:10 はくたか559号 
13:20 はくたか564号

 新幹線の高架下でリュックを背負った人(登山者)を発見し尋ねると、「工事現場の奥に名引山への登山道がありトンネルの上?を通っている」との事。一緒に同行し登山道を入る。トンネル横の斜面の道を50mほど上り、脇に入るとトンネルを囲むフェンスがあり、新幹線の高架と北陸自動車道が見渡せる場所に出た。
2016年 2月04日(水) 晴れ/曇り
 暖冬で平野部の雪が少なく、雨や曇り空が続いていたる。朝、少し雲が掛かってはいたが、久しぶりに立山と剱岳が顔をだした。
 呉羽山の東、長慶寺の墓側から南側に続く竹林の中の小道を抜け、新呉羽山トンネルの上に出る。
 白く雪化粧した立山連峰を背に、富山駅を出て神通川の橋梁を渡った列車は、カーブしスピードを上げながら新呉羽山トンネルに入って行く。

2016年 2月08日(月) 快晴
 雲一つない天気に、呉羽山から雪化粧した立山連峰を撮る。
 富山市金屋企業団地横の
  井田川を渡る高山線
   「ワイドビューひだ」
    
2016年 2月25日(木) 晴れ/曇り
 今年は暖冬で積雪のない日が続いていたが、昨晩の雪で一面の銀世界に変わった。
   

 
魚津市天神と石垣新を繋ぐ高架橋上
 200Kmを越えるスピードですれ違った列車は、互いの後に舞い上がる粉雪で、姿を隠してしまった。

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