2011年 5月21日 (晴れ)
    高落場山 1,122m  草沼山 1,080m
 
   新聞に縄ヶ池の水芭蕉の記事のなかに、災害で3年間通行止めになっていた「林道高清水線」が5/21に開通する
  ことが判り、急遽、高落場山へと車を走らせた。
   東海北陸自動車道の福光ICで降り、国道304号線を城端の街中を過ぎ、五箇山トンネルの2kmほど手前「つくばね
  森林公園」の標識に導かれ左折し、林道高清水線に入る。    

   



    

  9:10 林道を4Kmほど進むと、左側に
   「若杉集落跡」の石碑があり、数台の
   駐車スペースもある。
    すでに富山ナンバーの車が2台と
   石川ナンバーの車が1台駐車しており
   高落場山へ向かっていると思われる。
 道路を挟んで駐車スペースの反対側に自然歩道の案内板と 登山口の表示がある。唐木峠までは旧五箇山街道で、石畳が残っており、唐木峠で自然歩道と別れ尾根の登山道に入る。 登山道は左はブナの自然林、右は植林された杉林、落ち葉で滑り易い急登が続く。所々、左側のブナ林の切れ目からは砺波平野の散居村の風景が見える。



 11:05 約2時間で高落場山と草沼山へ
  の分かれ道(三方尾根)に出る。
   右へ、まだ残雪が残り明るいブナ林
  を5分ほど行くと、高落場山の山頂に
  着く。

  
 

  山頂から真南には、県境に聳える人形
  山と、三ヶ辻山が見える。白山方向は
  、あいにくガスがかかり、はっきりし
  ない。
  北西の方向は散居村と医王山(イオックスアローザスキー場)、桜が池も見える。
 12:10 昼食を取り、草沼山から縄ヶ池へ向かう。 12:50 ブナの原生林を抜け草沼山に到着する。振り返ると残雪が所々に残る高落場山が見える。登山道を下り、日溜峠下林道に出る。途中、駐車スペースがあり、そのわき道を少し登ると、ハングライダー滑走場のある奥つくばね山にでる。


  ハングライダー滑走場から林道に戻り、
 林道に沿って縄ヶ池へ向かう。林道の北側
 路面には残雪が残り、落石もごろごろ転が
 っている。  
   


 14:05 縄ヶ池に到着。
  縄ヶ池は高清水山の標高830mの山あい
 にある周囲2kmの湖。池の南側の湿地には、
 5万株とも言われる水芭蕉が群生している。
  林道高清水線はこの駐車場(展望広場)
 まで開通しており、沢山の人が水芭蕉を
 見るためやって来ている。
   
 縄ヶ池は高清水山の山腹
を流れる川が山崩れでせき
止められた堰止湖と考えら
れている
 縄ヶ池から林道をたどり
、1時間ほどで若杉の登山
口まで戻る。途中、北側に
は牧場と城端の町並みが見
える。
 つくばね森林公園を過ぎ
ると、正面に仲良く並んだ
二筋の滝(夫婦滝)。 夜には
重なって1本の滝になると
か?
 林道わきには、藤が淡い
紫色の房状に垂れ下がった
花を咲かせていた。
 


【Track Data】
 距離   11.95km
 沿面距離 12.59km
 所要時間  06:22
 累積標高  948m
 平均速度  1.9km

▲ページトップへ
Home / Profile / Trekking / Gallery / Diary / Link / Contact / Sitemap