山形・会社の同僚と行く2泊3日の観光旅行

    2016年 6月5日(日)〜7日(火) 
    会社の飲み仲間の6人、全員定年をむかえたのを機に、山形へ2泊3日の観光旅行に出掛けた。
  
     
1日目 6月5日(日)   ドライバー:辰口/山本  走行距離:480Km
 富山(5:00)・・滑川IC・・北陸自動車道・日本海東北自動車道・・荒川胎内・・上杉神社(10:15)・・高畠ワイナリー(11:30)・・蔵王エコーライン・・蔵王のお釜(14:10)・・蔵王温泉・蔵王四季のホテル(15:20)

 少し早起きして田周りをして帰ると、予定より30分ほど早く迎えの車が家の前に到着した。慌てて着替え荷物を持って出発する。途中、名立谷浜SAで軽く朝食をとる。
 富山を出て5時間ほどで、米沢市街にある「上杉神社」に到着し参拝する。上杉神社は米沢藩祖の上杉謙信を祀る神社で、旧米沢城の本丸跡に建てられている。

 上杉神社から15分ほどの高畠ワイナリーに立ち寄る。ここで昼食を予定していたが、食事をとるところが無いのでワインの試飲だけになる。近くの物産館のレストラン(よう山亭)の前に美味そうなステーキ丼の写真があり、全員これを注文したが誇大広告もいいところ!ステーキの色も大きさも大違い。

 国道13号線(上山バイパス)を北上し、蔵王エコーラインを抜け、蔵王刈田岳の山頂駐車場(標高1,700m)に入る。駐車場から5分ほどで蔵王の御釜や熊野岳(1,840m)を見渡せる展望所に出る。御釜は蔵王刈田岳(1,758m)、熊野岳、五色岳(1,674m)の3峰に囲まれた円形の火山湖で、湖面はエメラルドグリーンの水を湛えている。刈田岳山頂の刈田嶺神社(奥宮)にお参りし、御朱印を頂き蔵王エコーラインを引き返す。
 
 今日の宿は、蔵王温泉・蔵王四季のホテル。離れ湯・百八歩/掛け流し乳白色の硫黄泉に入り、夕食に蔵王牛と山形の地酒を頂いた。
 上杉神社にて  高畠ワイナリー  蔵王・刈田岳
   展望所
 刈田岳山頂にある
  刈田嶺神社(奥宮)
 蔵王・四季のホテル  離れ湯・百八歩
    
2日目 6月6日(月)   ドライバー:河西/松下  走行距離:130Km
 蔵王温泉(8:00)・・国道13号線・物産センター・・山寺・立石寺駐車場(9:00)・・山寺・奥の院(9:40)・・駐車場(10:30)・・そば吉里吉里(10:55)・・寒河江道の駅・湯〜チェリー(11:55)・・草薙温泉・高見屋最上川別邸・紅(14:10)・・最上峡芭蕉ライン/古口港(14:40)・・草薙港(15:55)・・高見屋最上川別邸・紅(16:00)

 土産のさくらんぼを買うため国道沿いの物産センターに寄ったが、開店が9時のため山寺・立石寺に向かう。蔵王温泉から約1時間で立石寺下の駐車場に車を停め、登山口をスタートする。立石寺は比叡山延暦寺の別院として創建され、松尾芭蕉もこの地を訪れ「静けさや岩にしみいる蝉の声」の名句を残した。
 石段は1段1段が比較的低く上り易い。また登山口から奥の院までの石段の数は、1,015段から1、050段と諸説ある。登山口から40分ほどで奥の院に到着する。奥の院に並び左側に、大きな黄金の阿弥陀如来像が安置された大仏殿があり、お参りし御朱印を頂く。
 
 下山してお昼は、天童市の『そば吉里吉里』へ向かう。11時開店の5分前に到着する。店内はおしゃれな古民家風の作り、凄いオーディオセットから心地よい音楽が流れる。ざるそばとざいごそば(そばの中心、さらしな粉を使った白いそば)の2色そばの大盛りと野菜の天ぷら、そして地酒の天弓(てんきゅう)を頂く。
 そばの味は食べログの評価ほど高くない。(そばの甘み・風味が足りない。だしも薄めか?) 収穫は、山形南陽市の純米酒・天弓(てんきゅ)。少し辛め、スッキリとした後味で美味しく頂いた! お替りも・・
 山寺・立石寺
  石段のスタート
 山門で入観料・大人
  300円払って入る  
 右が奥の院、左には
  大仏殿が並ぶ 
 五大堂、岸壁に突き
  出すように立つ
 そば吉里吉里 
  隠れ家的な雰囲気
 南陽市、東の麓酒造
  純米酒 天弓(テンキュ)  
     
 寒河江のJAの売店に寄り、お土産のさくらんぼを買い、今日泊まる草薙温泉へ向かう。宿に着きチェックインの後、宿の車で舟下り(芭蕉ライン)の乗り場まで送ってもらう。

 最上川の流れに身をまかせ、船上からの景色を楽しむ。今の時期、深緑の雄大な自然の中を、船頭の最上川舟歌や山形弁での説明を聴きながら、約12Kmの距離を1時間余りでゆっくり下る。
 40人乗りの芭蕉丸
 日除けのついた船
 穏やかな流れの最上川
  と白糸の滝
 ちょい悪おやじNo.1
  船頭の矢口慶多さん
 草薙温泉 高見屋・
   最上川別邸・紅
    
3日目 6月7日(火)   ドライバー:野村/松永  走行距離:480Km
 草薙温泉(8:15)・・出羽三山神社(8:45)・・羽黒山五重塔(9:40)・・山居倉庫(11:15)・・加茂水族館(13:00)・・富山(18:30)

 草薙温泉を出発しカーブの続く山道を走り3、0分ほどで羽黒山頂駐車場に到着する。出羽三山神社は羽黒山の中心に建ち、羽黒山、月山、湯殿山の三神を合せて祀る三神合祭殿で国の重要文化財に指定されている。参道を進み鳥居をくぐると、三本足の八咫烏が迎えてくれる。三神合祭殿に参拝し、五重塔に向かう。

 五重塔は羽黒山参道の並木林の中にあり、平将門が創建した東北地方最古のもので、約600年前に再建されたと言われており、昭和41年国宝に指定されている。五重塔の傍には樹齢1000年という老杉(じじすぎ)が立っており、国の天然記念物に指定されている。

 10:15 羽黒山をあとにして酒田の山居(さんきょ)倉庫に向う。国道345号線を北に進み、約1時間で到着する。この三居倉庫は米どこを庄内のシンボル・米を保管する倉庫で白壁土蔵造りで、収容能力は10,800d(18万俵)と言われ現在も農業倉庫として使われている。敷地内には酒田観光物産館「酒田夢の倶楽」があり、庄内米歴史資料館が併設されている。ここで昼食(冷麦、天ぷら、そして地酒:上喜元)を頂く。

 その後、クラゲの展示種が世界一の水族館として有名な鶴岡市加茂水族館に行く。平日にも係らず多くの人が入館しており、近海の魚やゆったりと動く多くの美しいクラゲに癒された。 
 出羽三山神社 三本足
  の八咫烏が出迎える
 三神合祭殿には月山・羽
 黒山・湯殿山の神様が
 羽黒山の入口髄神門
  から継子坂を下りる 
 祓川に架かる神橋と
  須賀の滝
 爺杉と五重の塔  山居倉庫で昼食
     
 1時間余り魚や珍しいクラゲや見学し、14:00過ぎに加茂水族館をあとにして帰路に就く。水族館を出て国道7号線と345号線を村上市まで海沿いに走る。村上瀬波温泉ICから日本海東北自動車道に入り、新潟市から繋がる北陸自動車道をほぼノンストップで走り、18:30 富山に無事到着する。

 やはり酒飲みの集まりなのか? 今回の旅行の反省会も、1週間後(6月15日)に決まった。
 
 クラゲの展示に特化し
  た鶴岡市加茂水族館
 世界最大級 直径5m
  クラゲの大水槽
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