2014年 9月03日 晴れ/曇り 医王山 (939m)
富山県の山のガイドブック「富山の百山」が8月11日に北日本新聞社から発刊され早速購入する。富山県山岳連盟が創立65周年を記念して選定
した富山県の100の山の中で、県西部の山はあまり登っていない。痛めていた腰も殆ど回復したので、試しに富山の百山に載っている西部の山で、
比較的低い医王山へ出かけた。
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〈行程〉 |
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夕霧峠(10:10)・・・見返りの大杉(10:22)・・・奥医王山山頂(10:40)休憩(10:55)・・・夕霧峠(11:20)
金山峠登山口(12:05)・・・三千坊展望台分岐(12:30)・・・梯子坂(12:50)折返し・・・金山峠登山口(13:30)
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国見平の展望所からの眺め
眼下に砺波平野の散居村
遠くに薄っすらと立山連峰
の雄姿をも見ることが出来
た。 |
夕霧峠(標高850m)
イオックスアローザ
スキー場の最上部、
展望台が有り、石川県側
(金沢市街)へ下りることが
出来る。 |
8:15に家を出発し北陸自動車道の小矢部ICを降り、県道41号線を福光へと走る。福光から西へ法林寺温泉、医王トンネルを過ぎた所で、富山と石川の県境を走る百万石道路(殿様道路)に入る。百万石道路と言っても車1台が通れる幅しかなく、すれ違う場所が所々にある林道だ。県道から5Km、標高700mの国見平まで上ると、国見ヒュッテとその前に展望所が有り、散居村の広がる砺波平野が一望できる。
10:00 国見平から南へ3Kmほど走ると、奥医王山の登山口がある夕霧峠(850m)に到着する。展望台の横に車を停め、展望台に上ると牛岳越しに立山連峰(剣岳、立山、薬師岳・・・)の雄姿を見ることができた。また石川県側も金沢市街越しに日本海まで見ることが出来た。
10:10 奥医王山に向け浄土坂を上る。288段の擬木の階段を登り、「見返りの大杉」と表示のある休憩場所のベンチ小休止、水分補給をして頂上に向かう。
10:40 小さなアップダウンを数回繰り返すと奥医王山の山頂に到着する。山頂には1等三角点(939.13m)や、山頂を示す石の道標と鉄骨の展望台がある。展望台に上り、少し休憩して夕霧峠へと下山する。
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夕霧峠から国見平へ車での移動途中、国土原休憩所で昼食を取る事にする。この休憩所も砺波平野側に開け、緑に広がる田畑と散居村の風景を手に取るように見ることができた。
国土原休憩所から金山峠の登山口の手前で左に折れ、曲りくねった坂を上ると3台ほどの駐車場と県境地蔵のある「三千坊展望台」に出る。その展望台からは金沢の方向が良く見え、県境地蔵は福光の方角を見て、優しく微笑んでいるように見えた。
12:05 堂辻の道路脇の駐車スペースに車を停め、金山峠から鳶岩に向かう。登山道の路面の土は少し湿り、滑りやすい。金山峠(三千坊展望台分岐)まで登山道脇の草木は刈り払われていたが、そこから先は両側の草木をかき分けて進むことになる。少し進み下り坂にさし掛かると「鳶岩が見えます→」と書いた標識がある。その標識が指す峰の中腹に鳥が口ばしを上に向けた様な尖った岩があり、よく見ると岩の上に人が立っているのが見える。
金山峠から鳶岩のある峰との間には沢が流れ、ロープが張られた急な坂(梯子坂)を下りなければならない。女房がこの坂を下りる途中、足を滑らせ尻もちをついてしまった。幸い怪我は無かったが、滑り易いこの坂を下りるのは危険と判断して引き返すことにした。
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登山道脇に設置されていた動物調査用カメラと見返りの大杉から見た医王山と夕霧峠 |
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展望の良い国土原休憩所と県境地蔵のある三千坊展望台 |
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金山峠への登山口から鳶岩へ |
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「鳶岩が見えます→」と書かれた標識、この先に鳶岩の上に立つ人 |
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