2014年 6月14日 雨/曇り、15日 快晴 薬師岳(2,926m) 夏山開き記念登頂会
薬師岳夏山開き記念登頂会に参加し、頂上から展望する立山、剣岳、後ろ立山連峰や鷲羽、雲の平、水晶、槍、穂高、笠、乗鞍岳他、遠くの山々の
壮大な景観と、一緒に登った多くの山仲間との時間を楽しんだ。
登頂会は薬師岳山荘の宿泊組と太郎平小屋での宿泊組とに分かれており、初日の登りの負荷が少ない太郎平小屋の宿泊を申し込んだ。白樺ハイツを
7:30に出発する薬師岳山荘宿泊の47名と、白樺ハイツを9:30に出発する太郎平小屋宿泊の52名、合わせて99名の登頂会となった。
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〈行程〉 |
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6月14日(土)
折立(10:45)・・・三角点(12:25)昼食・・・五光岩ベンチ(14:20)・・・太郎平小屋(15:15)宿泊
6月15日(日)
太郎平小屋(6:30)・・・薬師峠(7:00)・・・薬師平(7:30)休憩・・・薬師岳山荘(8:15)休憩・・・薬師岳山頂(9:25)薬師如来像安置・記念登頂安全
祈願(10:10)・・・太郎平小屋(12:15)昼食・解散式(13:05)・・・折立(15:45)
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安全祈願祭
亀谷温泉
「播隆上人像公園」 |
折立から4時間半
太郎平小屋に到着
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6月14日 雨/曇り
7:40 小雨の降る中、富山駅裏で会社の同僚(yusei)をひらい、亀谷温泉の白樺ハイツへ向かう。8:30 白樺ハイツ前の駐車場は満車。仕方なく駐車場脇の空き地に車を停め登頂会の受付を済ませる。登山靴に履き替え、9:00から播隆上人像公園での安全祈願祭/開山のテープカットの後、バスで折立に向け出発する。
10:20 折立に到着し出発準備柔軟体操の後、10:45 太郎兵衛平に向け出発する。三角点(1,870m)までは通常の夏道。ブナなどの樹林帯を歩く。12:25
三角点で休憩昼食を取りを先を急ぐ。少し下り再び樹林帯を登ると広い石畳の道となり、後ろに有峰湖が見えてくる。後は緩やかな登りが続き、山小屋の手前500mほどは赤旗が立てられた雪の上を歩く。
15:15 太郎平小屋に到着。17:30からの夕食は約2時間(缶ビール、酒飲み放題)、山の話で盛り上がりる。20:30 疲れと酒の酔いで気持ち良く床に就く。
6月15日 快晴
夜中1時に目が覚め、外を見ると満月で薄明るい。4時過ぎまで床の中で悶々とした時間を過ごす。一人二人起き始め、窓の外が明るくなってきたので小屋の外に出ると、冷え込みで手の感覚がすぐ無くなるほど寒い。それでも多くの人が日の出前の山容を写真に収めている。若者グループは小屋の裏の太郎山に登り、薬師岳稜線から登る日の出を早く見ようと斜面に待機している。5:20
太郎山の上部に太陽の光が当たり始め、5:27 太郎平小屋の前からも稜線の上に太陽の輪が架かる。その光が届くといっきに周りの空気が暖かくなる。
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5:30 食堂で朝食を済ませ、6:30 薬師岳に向け出発する。薬師峠(テント場)から薬師岳山荘までの斜面には、まだびっしりと雪がはり付いている。しかし、急登の部分には前日からステップが切られ、またザイルが張られており、安全に登ることが出来た。8:15 薬師岳山荘に到着。薬師岳山荘宿泊組は一足先に出発している。10分ほど休憩で山頂に向け出発、避難小屋跡の前を通過し岩稜の登山道を進むと、はい松の上に雷鳥の姿を見つける。
9:25 祠のある山頂に到着する。薬師如来像を担ぎ太郎平小屋から一足先に出発したサポートチームと大山寺の住職らで薬師如来像が祠に安置され、般若心経の後全員が焼香し記念登頂の安全を祈願する。また天候にも恵まれ薬師岳から展望する立山、剣岳、後ろ立山連峰や鷲羽、雲の平、水晶、槍、穂高、笠、乗鞍岳他、遠くの山々の壮大な景観に感動する。
10:10 下山を開始。薬師岳山荘で宿泊者の荷物のピッキングを兼ねた休憩の後、太郎平小屋までほぼノンストップで下る。12:15 2時間ほどで太郎平小屋に到着。おかわり自由の特製行者にんにくカレーを頂き、力を付ける。
12:50 薬師岳山荘に宿泊した1班から3班も含め総勢約100名が揃い登頂会の解散式が行わる。その後1班から順次、折立に向け下山を開始する。下山途中、徐々に足の踏んばりが効かなくなってくる。なかには最後の下りで、足が笑い出してきた。と言う人も!
15:45 太郎平小屋から2時間40分で折立に無事到着し、迎えのバスで白樺ハイツに向かう。 |
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20時 日没後の西の空 |
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薬師岳稜線からの日の出 |
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薬師峠から薬師平までの急登 |
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雷鳥 冬毛から黒い羽毛へ |
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祠のある薬師岳山頂 |
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山頂の祠に安置された
薬師如来像 |
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