磐越西線
    SL ばんえつ物語
    1999年4月から復活を遂げたSL〈C57‐180〉、信越本線・磐越西線の新潟〜会津若松間で定期運行している。しかし、新潟駅の高架化に
    伴い新潟駅への乗入が困難になり、「SLばんえつ物語号」の運転区間が2018年春から新津〜会津若松間に短縮され運行が開始された。

 

  
2018/6/3 up 
 2018年 6月 3日(土) 晴れ
 写真仲間のKさんとその友人と3人、Kさんの新車に乗り合わせ「SLばんえつ物語号」を撮りに出かける。6:40 魚津ICから 9:20 磐越自動車道安田ICを 下りる。

 先ずは、咲花駅のカーブの先で場所取り、SL通過まで時間が有るので駅の周りを散策し、駅近くの店で温泉まんじゅうを土産に買う。
 10:36 少し早めに「SLばんえつ物語号」が駅に入ってくる。5分ほど停車し出発時に追い風で一瞬SLの姿が見えなくなるほどの黒煙を吐き、10:41咲花駅を発車し目の前を通過して行った。

 次の撮影ポイントとしたの三川駅の出発には2,3分間に合わず、次の津川駅に向かいう。11:14 津川駅到着するとSLは駅に停車し、給水などの準備作業が行われていた。15分の停車時間で麒麟踏切からの撮影を準備する。

 その後、荻野駅手前の利田踏切と一ノ戸橋梁の通過を高台から撮影し、13:00 追いかけを中止、山都駅裏の「飯豊とそばの里センター」で天ぷらそばを頂く。
咲花駅 咲花駅 津川駅 津川駅 麒麟踏切  荻野駅 利田踏切 一ノ戸橋梁
  
2018/5/13 up 
 2018年 5月12日(土) 晴れ
 6:15 田植えもほぼ終り目途が付いたので中休みをとり、SLばんえつ物語号を撮りに新潟・新津へ向かう。9:10 新津ICを下りガソリンを補給し、最初の撮影ポイントに決めた能代川橋梁へ向かう。

 9:30 能代川橋梁を過ぎた所の大関道踏切に到着すると、すでに10人ほどが三脚をたて場所取りをしている。隙間を探し仲に入れてもらい、三脚をセットする。9:46 EDが通過した後、10:13 SLばんえつ物語号は、真っ黒な煙をはいて橋梁を渡って来た。

 撮り終え急いで撤収し、ナビに設定した次の撮影ポイントに車を走らせる。しかし、最初の交差点でナビの指示を聞き洩らしたあげくに交通渋滞にはまり、通過予定時間に対し5〜7分遅れでSLに追い付けそうもない。
 仕方なく2番,3番目に予定した撮影ポイントを通り越し、約25km先の三川駅まで走ることにした。10:52 三川駅発車の7分前に到着し、駅から発車の姿を国道沿いから狙う。11:01 ゆっくりとしたスピードで黒煙を吐いて通過して行った。

 ここからは磐越西線は県境を阿賀野川に沿って走るが、追いかけるには山道で先回りすることが難しくなる為、上野尻までの30kmを国道49号線で走ることにした。 
新潟県
 次の撮影ポイントに予定したのは、上野尻駅から2.5kmほど徳沢方向に戻る端村の踏切。SLの通過予定時間の約20分前、11:45 に到着しカメラを三脚にセットしてSLの到着を待つ。11:52 新潟行きのED(快速あがの)が通過し、12:06 SLばんえつ物語号が深緑の山々をバックに向かって来た。

 撮影を済ませ撤収し上野尻駅から国道に戻り、次の撮影ポイントとした荻野駅の手前・利田踏切りに向かって走る。12:26 利田踏切りに到着し道路脇に駐車を終えると、阿賀野川にかかる橋梁を渡る音と警笛が聞こえてきた。20人以上の後ろから隙間をねらいカメラを構えることになる。12:30 SLばんえつ物語はS字の上り坂を力強く上り目の前を通過して行った。

 ここも撮影を終えると一番に飛出し、次の一ノ戸橋梁に向かった。
 10:13 東新津-新関 
    能代川橋梁
 11:01 三川-津川
   三川駅発車
   
福島県
 11:52 徳沢-上野尻
   端村踏切
   
 12:06 徳沢-上野尻
   端村踏切
  
 12:30 尾登-荻野
  利田踏切り
 12:53 山都-喜多方
   一ノ戸橋梁
 13:23 塩川-笈川
  塩川国道オーバークロス
 12:40 に山都駅に到着しているSLを横目に見て、一ノ戸橋梁の北側の展望台に上る。12:53 橋梁の上に黒煙をはいたSLが姿を見せた。少し逆光気味だが、橋梁のこちら側に手摺が無いのでSLがスッキリと見える。
 ここから最後の撮影ポイントの笈川駅傍、塩川国道のオーバークロスの場所まで約17kmを走る。塩川の街に入ると道路工事の渋滞に引っ掛かり、通過に時間がかかり通過予定時間のギリギリになる。高架橋の北側に回り込みたかったが、諦めて脇道に入り停車した直後にSLが向かって来るのが見え、13:23 慌ててカメラを取り出し撮影した。

 13:50 帰りに会津坂下町の「五ノ井酒店」に立ち寄り、福島の土産に「泉川」純米吟醸ともう一本「からはし」(ほまれ酒造)を購入、近くの「いしやま食堂」で天ざる定食を美味しく頂き 14:35 会津坂下ICから富山に向かう。
 山都から堂島へ
  雪を頂いた飯豊山をバッ
  クに薄いピンク色の花を
  付けたそば畑が広がる。
   
2017/6/18 up

2017年 6月17日(土) 晴れ

 8:50 新津西スマートICを降り、車に給油してから最初の撮影ポイントに移動する。なるべく前回と違う撮影ポイントを選び、予めカーナビに追跡ルート登録したが、最初の撮影場所は新津駅の手前、信越本線の小阿賀野川の橋梁の土手からにした。
 9:44 ほぼ予想した時間通り橋梁の上を7両のばんえつ物語の客車を引いてSL C57-180号機が通過して行った。

 撮影すると次の撮影ポイントに移動するが、SLの通過時間とカーナビの到着予想時間とを確認しながら車を走らせ、撮影ポイントに遅れるようならば、次のポイントを目標に車を進め、追いついたことを確認し素早く撮影の場所取りを行い撮影し、次のポイントへの移動を繰り返した。

 今回、磐越西線沿いを一ノ川橋梁まで、32地点を撮影場所の候補として車を進めたが、撮影できたのはその1/4の8地点に終わった。
新潟県
 9:44 亀田-荻川    
  新潟市秋葉区車場
   小阿賀野川橋梁
 10:10 東新津-新関
  新潟市秋葉区大関
    能代川橋梁
 10:26 五泉-猿和田
  五泉市赤羽
    早出側橋梁
 10:54 五十島-三川
  東蒲原郡阿賀町
  国道クロス御前橋梁
 11:00 三川-津川
  東蒲原郡阿賀町白崎
   三川駅出発
福島県
 11:35 鹿瀬-日出谷
  東蒲原郡阿賀町鹿瀬
   深戸橋梁
    12:19 野沢-尾登
  耶麻郡西会津町野沢下
   長谷川橋梁
 12:51 山都-喜多方
  喜多方市山都町小舟寺
   一ノ戸橋梁
 
  
 各撮影ポイントにはカメラやビデオを持った人がSLを待っており、多い場所では数十人が、それぞれの構図でカメラを構えている。

 五十島‐三島間の御前橋梁を過ぎ国道と磐越西線が交差する場所では、国道から脇道に降り、線路わきのあきちに車を停める。国道上から構えるひと、また数人のカメラマンは国道の法面の5mほどの高さの所に、へばり付いてカメラを構えている。私も急な法面を登り仲間に入れてもらう。もう少し上へ登ろうとしたら、「これより上に行くと手前の電線がかぶるよ!」と助言をくれた。(感謝!)
                    てっきり地元の人かと思ったら、撮影が終わり乗込む車を見たら「姫路」ナンバーだった。
10:10 能代川橋梁   10:10 能代川橋梁 10:54 御前橋梁  11:00 白崎トンネル手前
11:35 深戸橋梁 12:51 一ノ戸橋梁
  
   

2017年 10月14日(土) 曇り/晴れ

 ここ数日急に気温が下がり、今朝の最低気温は15℃を下回ていた。

 6:00 家を出てサンドイッチを食べながら、新潟までひた走る。9:00過ぎに新津に到着、まだ早いので前回同様、小阿賀野川の橋梁で待つことにした。
 SLばんえつ物語は来年から新津駅発となり、電化されたこの信越本線区間(新潟-新津間)を走らなくなるとのこと。

 9:48 通過する「SLばんえつ物語」を撮影後、速やかに片付けナビを頼りにSLを追いかける。
 
 今回、三川駅から磐越西線に沿って津川・鹿瀬へと走ろうとしたが、旧若松海道に繋がる古いトンネルが通行止め! 迷い10分以上ロスしたため、津川から日出谷・徳沢へ行くのを諦め、国道49号で上野尻へ向かう。

 上野尻駅付近は今まさに稲刈りの真っ最中!稲田にはコンバインや軽トラが多数みられ、邪魔にならないよう上野尻駅から山手へ進み、群岡のカーブで撮影する。
 
新潟県
 9:48 亀田-荻川    
  新潟市秋葉区車場
   小阿賀野川橋梁
 
 10:16 東新津-新関
  新潟市秋葉区大関
   能代川橋梁
 10:35 猿和田-馬下
  五泉市馬下
   馬下駅手前
 10:37 馬下-咲花
  五泉市馬下
   馬下駅通過
 10:56 五十島-三川
  東蒲原郡阿賀町
  国道クロス御前橋梁
福島県
      12:05 徳沢-上野尻
  耶麻郡西会津町群岡
   群岡のカーブ
 12:28 尾登-荻野
  喜多方市高郷町
   利田踏切
  
 12:59 山都-喜多方
  喜多方市山都町一川
  
 川吉踏切
 上野尻の後、萩野駅近くの利田踏切り、一ノ戸橋梁を過ぎて山の中を進む川吉は、S字カーブと上り坂、爆煙が見られる人気の撮影場所。沢山のカメラマンが集まり、場所取りも大変。 なかにはタクシーで乗りつけ、待たせている人も!
10:16 能代川橋梁   10:37  馬下駅通過 10:56 御前橋梁  12:05 群岡のカーブ
12:28 利田踏切 12:59 川吉踏切
  
    
SL クリスマストレイン
   2017年 12月3日(日) 曇り/晴れ
 今年も専用のヘッドマークを付け、新潟・会津若松間を走った。

 昨年は全く雪が無かったが、2週間前ぐらいから山沿いで雪の便りが聞かれ始め、スタッドレスタイヤに履き替え新潟に向かう。

 9:00 新潟亀田ICを降り、いつもの小阿賀野川橋梁でSLを待つことにした。今年は小阿賀野川の対岸やすぐそばの踏切を含め、10人ほどがカメラを構えていた。9:46 SLは専用のヘッドマークを付け、予想より少し早く鉄橋を通過して行った。

 次は、五泉駅を過ぎた所の早出川に架かる鉄橋へ先回りする。そこには既に50人以上のカメラマンがSLを待ち構えていた。10:27 到着して10分ほどしてSLが通過する。太陽が顔を出し、青空をバックに黒いSLと客車、そして白煙がくっきりと映し出さた。

 この後県道290号からR46号に、クリスマストレインを追いかける車の列が続いた。信号や一旦停止で小さな渋滞が続き、なかなかSLを追い越せない。東下条駅から五十島駅辺りで追い越せたことを確認し、三川駅の手前の吉津トンネルの飛出しが撮れる橋の上に行く。ここにも10人ほどの人が三脚に固定したカメラで陣取っている。
新潟県 福島県
 9:46 亀田-荻川  
  新潟市秋葉区車場
   小阿賀野川橋梁
 10:27 五泉-猿和田
  五泉市赤羽
    早出川橋梁
 10:55 五十島-三川
  東蒲原郡阿賀町
   吉津トンネル飛出し
 12:05 徳沢-上野尻
  耶麻郡西会津町群岡
      銚子の口
 12:53 山都-喜多方
  喜多方市山都町
   小舟寺一ノ戸橋梁
 三川駅の手前、吉津トンネルの飛出しを撮るため、陣取ったカメラマンの後の間からカメラを構える。10:55 急に音がしてトンネルから白煙を吐くSLが飛び出してくる。トンネル出口は雑木に囲まれ日陰となる為、飛び出した瞬間、SLの吐く白煙は目立つってハッキリ見えるが、SLの黒い車体は目立たない。それでも少し登りなのか、客車が隠れるほどの大きな白煙を吐きながら足元を通りぬけて行った。

 三川駅から福島県境を過ぎるまでは、蛇行し国道と大きく離れるため追跡を諦め上野尻の奥、阿賀野川の渓谷で奇岩がせり出した「銚子の口」に行ってみる。上野尻駅から銚子の口までの途中、群岡のカーブや踏切にも多くのカメラマンがいたが、銚子の口まで行くと誰もいない。昨日まで降っていた雪が残り足元も悪く。加えて太陽の光が強いため空や日の当たる部分と日陰の明暗差が強い為、阿賀野川沿いを走るSLは日陰に入ると隠れてしまった。
 
10:55 吉津トンネル   11:03  三川駅出発 12:05 銚子の口  12:53 一ノ戸橋梁
  泉川(純米吟醸)

 銚子の口から上野尻駅まで戻る時、道を間違え10分ほど時間のロス。国道へ戻った後も丁字路の信号待ちで、追いかける車の渋滞が発生し大幅に遅れる。次の撮影場所にと予定していた萩野駅の利田踏切りを諦め、山都駅を超え一ノ戸橋梁へ向かう。
 一ノ戸橋梁へはSLが通過する寸前に到着、車をちょっと広めの道路の隅に停め橋梁の南側まで猛ダッシュし、何とかSLに向けシャッターを切ることが出来た。

 帰りは会津坂下町の酒店に立ち寄り、地元の酒「泉川」の純米吟醸酒と吟醸酒を各1本を買い、14:00 会津坂下ICから磐越自動車道に乗り帰路に着く。
   

 
 SL クリスマストレイン
    2016年 12月3日(土) 曇り/雨
   磐越西線に「SLばんえつ物語」号、クリスマストレイン専用のヘッドマークを付け、新潟・会津若松間を走った。
      ◆運転日   12月3日(土)、4日(日) 
      ◆編 成   SL C57-180号機 + ばんえつ物語客車7両  

      ◆区間    新潟駅〜会津若松駅(往復)
  事前に、沿線の撮影ポイントをGoogleMapのストリートビュー機能で事前に調べ、SLを追いかけながら先回りして写真撮影を行い、
 新潟から喜多方まで磐越西線沿いの道を100Km余り走った。

■運転時刻

 6:00に家を出て新潟まで約250Km、北陸自動車道をひた走る。新潟の天気予報は曇り/晴れだったが、上越を過ぎると小雨が降出した。

 9:00 新潟亀田ICで降りる。時折小雨の降る曇り空、Googleマップで調べた小阿賀野川に架かる鉄橋の土手でSLの到着を待つ事にする。SLの到着時間が近づくと、近所の人だろうか数人集まってくる。

 9:45 白い煙とヘッドランプが見え始め、「SL クリスマストレイン」が近づいてきた。

 小阿賀野川を渡るSLを撮り終え、すぐに次の撮影場所に先回りするため、磐越西線沿いの道を追いかける。
新潟県
 9:45 亀田-荻川    
  新潟市秋葉区車場
    小阿賀野川橋梁
 10:09 新津-東新津
  新潟市秋葉区滝谷町
   新新津S字カーブ
   
 10:45 東下条-五十島
  東蒲原郡阿賀町熊渡
   東下条駅出発
 10:54 五十島-三川
  東蒲原郡阿賀町吉津
 11:00 三川-津川
  東蒲原郡阿賀町白崎
   三川駅出発
福島県
 11:47 日出谷-豊実
  東蒲原郡阿賀町豊実
   実川島踏切   
    12:10 上野尻-野沢
  耶麻郡西会津町上野尻
   上野尻駅出発
 12:27 尾登-荻野
  耶麻郡西会津町登世島
    釜の脇橋梁
 12:53 山都-喜多方
  喜多方市山都町小舟寺
   一ノ戸橋梁
 磐越西線沿線の撮影ポイントといっても、土地勘は全くない場所! 前日、GoogleMapのストリートビューで検索、新潟と喜多方の間に22のポイントを選び出しカーナビに登録した。当日は撮影が終わるとカーナビ従い車を走らせ、SLの吐く煙と停車駅の運行時間を目安に追い越した事を確認し、場所取りをしてSLの到着を待つことになる。

 磐越西線沿いを走っていると、所々でカメラを構える人たちを見る。SLが通り過ぎると、同様に車で追いかけ移動する。新潟と福島の県境の道に入ると、移動する車列が徐々に長くなり、踏切や信号機の手前で渋滞が発生するほどになる。最後に撮影した山都駅の喜多方寄り、一ノ川橋梁では軽く100人を超えるカメラマンが集まっていたと思われる。
 
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